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国内外から人気を集める和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)の初代猫駅長「たま」の生涯を描いた絵本「ねこのえきちょうさん たま」が、11日に発売されることになった。6日から始まった「クリスマス電車」の運行に合わせてお披露目され、「たま」の後輩もPRに努めた。
絵本は、2007年に同駅の初代猫駅長に就任し、15年に死んだ「たま」の生涯を描いたストーリー。徳島県在住の絵本作家・羽尻利門さんが手がけた。
この日は同電鉄和歌山駅(和歌山市)で、小嶋光信社長と貴志駅の2代目猫駅長「ニタマ」が絵本を紹介。小嶋社長は「クリスマスプレゼントとして、子どもたちに読んでもらえるとうれしい。ニタマも『先輩の絵本が出てうれしいニャー』と言っています」と話していた。
絵本は32ページで「金の星社」から出版。税込み1540円。貴志駅や伊太祈曽駅のほか、ネットショップ(https://shop.wakayama-dentetsu.co.jp/)などで購入できる。
この日から始まった冬恒例のクリスマス電車は25日まで運行。「たま電車」と「いちご電車」の車両を使い、前後には直径約50センチのクリスマスリースを取り付けるほか、車内もツリーなどを描いたポスターで飾る。
17日には、サンタクロースなどに
問い合わせは同電鉄(073・478・0110)。