2021.09.29

【群馬】名物料理「焼きまんじゅう」のおすすめ店7選！タレなどの特徴をご紹介

群馬県で長く親しまれてきた「焼きまんじゅう」。甘辛の味噌ダレが食欲をそそるソウルフードです！

今回は群馬県内で絶品焼きまんじゅうを食べられるスポットをご紹介します。お店ごとに異なるタレや生地の製法や食感もぜひチェックしてください！

※この記事は2021年9月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信：じゃらんニュース

焼きまんじゅうとは

焼きまんじゅうとは、群馬県の郷土料理のひとつです。中身の入っていないおまんじゅうに甘辛い味噌ダレをたっぷりと塗り、竹串に刺して焼き上げるのが一般的です。

国内でも有数の小麦生産量を誇る群馬県では古くから小麦粉を使った粉もの料理が盛んで、その中でも「焼きまんじゅう」は江戸時代から庶民の味として親しまれてきました。

元々は東毛地域（前橋市・伊勢崎市・太田市・館林市・桐生市）や高崎市で根付いていた料理ですが、群馬県の名物料理として今では県内の多くのお店で食べられるようになりました。

フワフワのまんじゅうの食感と食欲をそそる甘辛味噌ダレは病みつきになるはず。今回はそんな「焼きまんじゅう」を食べられる群馬県のお店をご紹介します！

元祖呑龍山田屋本店

自家製の麹で作るまんじゅう＆味噌ダレは相性抜群！

安政年間（1854年～1860年）創業の麹屋がつくる焼きまんじゅうです。まんじゅうの素になる麹から味噌ダレまで、全て職人である社長自らが自家製で作るという、麹屋ならではのこだわりが光ります。

山田屋の焼きまんじゅうは冷めても柔らかく胃にもたれないのが特徴です。また、長時間煮込んだ秘伝の味噌ダレは甘じょっぱさが絶妙で、ふわっとした焼きまんじゅうによくからみ、ペロリと食べられます。

一子相伝の味噌ダレとまんじゅうをぜひ食べに訪れてみてください！

（画像提供：元祖呑龍山田屋本店）

原嶋屋総本家

気温や湿度、蒸気まで見極めることで生まれるモチモチ焼きまんじゅう

安政4年（1857年）の創業以来、手作りの焼きまんじゅうを作り続けている原嶋屋総本家。店内には囲炉裏があり、風情豊かな雰囲気に包まれています。

毎日の気温と湿度、水温や元種となる麹の発酵や蒸気の加減を見極めることで、麹のまろやかな香りとコクのある味わいが出て、ふんわりモチモチとした食感に仕上げられます。

赤味噌とざらめで作る特製の味噌だれを何度も重ね塗りするため、癖になる味わいになり、また店内には甘く香ばしい香りが漂います。

（画像提供：原嶋屋総本家）

岩崎屋

赤みそベースの自家製たれがまんじゅうにマッチ！

最寄り駅の治良門橋駅から徒歩7分の好立地にある岩崎屋。

麹をつかったまんじゅうは軽やかな食感で、ボリューミーながら食べやすいのが特徴。赤みそと数種類の材料でじっくり仕上げた秘伝の自家製タレも、味噌の味わいがしっかり感じられます。

また、焼きまんじゅうだけでなく、モチモチ食感で食べ応えのある焼きそばもあるので、焼きまんじゅうと合わせてランチに訪れるのもオススメです！

助平屋

伝統製法で手間暇かけて作るまんじゅう＆味噌ダレ

昭和元年創業、今も昔と変わらない手作り製法で焼きまんじゅうを作り続けている助平屋。

ベースとなるまんじゅうは、麹を加えた米を人肌の温度で24時間寝かして発酵させ、小麦粉を混ぜて生地にした後さらに自然発酵させることで蒸しパンのようにふっくらとした仕上がりに。

また、秘伝の味噌ダレも時間をかけてとろ火で煮込むことで、醤油を使っていないのに艶があるのが特徴。こってりとした甘さがありながらも、口の中でサラッと溶けるのでペロリと食べられます。

（画像提供：助平屋）

忠治茶屋本舗

趣のある空間で味わう、焼まんじゅう

忠治茶屋本舗では、製粉会社と共同開発したこだわりの専用小麦粉を使い、ふんわり柔らかい素まんじゅうを作っています。

味噌ダレは専用の味噌と砂糖を数種類ブレンドし、独自の甘じょっぱい味わいの自家製ダレです。フワフワの素まんじゅうに甘い味噌ダレを塗り、香ばしく焼き上げた熱々の焼まんじゅうをたっぷりのタレと一緒に召し上がれ。

オススメなのが酒まんじゅう（こしあん入り）をこんがり焼いた、数量限定のあん入り焼まんじゅうで、午前中に完売することもあるほど。

店舗に使われている木材は国定忠治に由来しており、趣がある店舗になっています。まるで江戸時代にタイムスリップしたような空間で焼まんじゅうをお楽しみください。

（画像提供：忠治茶屋本舗）

福島屋焼まんじゅう店

炭火で焼き上げた弾力のある歯ごたえと甘みのある味噌ダレがポイント

大正元年創業、「焼まんじゅう」の専門店である福島屋焼まんじゅう店。100年もの間培われた経験と高い技術で絶品の焼きまんじゅうを作り続けているこちらのお店。

まんじゅうの原料には昔ながらの甘酒（どぶろく）を使用しており、すべて手作りで昔から変わらない手法で作っているのが特徴です。炭火で焼き上げることで外はカリっと仕上げられ、弾力のある食感を楽しめます。

甘味噌だれと香ばしく焼き上げたまんじゅうは相性抜群です。舌ざわりの良さをぜひ味わってみてください。

（画像提供：福島屋焼まんじゅう店）

田中屋製菓

厳選素材で作る、添加物を使わない手作り焼きまんじゅう

材料を吟味し添加物は一切使用せず、ほとんど手作りに近い昔ながらの製法で作った焼きまんじゅうが自慢のお店です。

餅米をお粥にして米糀を抱かせ、1晩発酵させて甘酒（どぶろく）にし、これを発酵剤としてまんじゅうをつくります。こうすることで、外側はカリっとしながら中はふんわりとした食感に仕上がります。

味噌だれは、厳選した材料をとろ火で長時間手間をかけ煮込んだ秘伝のたれです。まんじゅうと味噌だれ、それぞれ丹精込めて作った製品を丁寧に焼き上げることで風味豊かな焼きまんじゅうが出来上がります。

いかがでしたでしょうか？

まんじゅうに味噌だれを付けて焼く。そんなシンプルな焼きまんじゅうですが、お店ごとにまんじゅう・味噌だれ、それぞれにこだわりを感じられる料理です。

群馬県に訪れた際には、地元で愛され続けてきた素朴ながらも味わい深いソウルフードをぜひ食べてみてくださいね！

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